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Posted by ミリタリーブログ at

2016年02月20日

13th MEU・Boxer ARGの動向

久しぶりの更新となります。

今回は、昨年12月中旬にアラビア海周辺の第5艦隊担当海域から帰還した15th MEU(Essex ARG)と交代する形で展開期間に入った、13th MEU(Boxer ARG)について書いていこうと思います。

15th MEUやARGについては以前の記事もご覧頂けると、本記事も読みやすくなるかと思います。↓
15th MEUの動向とARGについて


では早速ですが本題に。

分かりやすくするため、いくつかにテーマを区切って書いていきます。


・ARGの艦艇について

Boxer ARGを構成するのは、PHIBRON1のLHD-4 Boxer、LPD-18 New Orleans、LSD-49 Harpers Ferryの3隻です。
このLHD(強襲揚陸艦)、LPD(ドック型輸送揚陸艦)、LSD(ドック型揚陸艦)という艦種の組み合わせはどのARGも固定となっており、LHDはWasp級、LPDはSan Antonio級、LSDはWhidbey Island級またはHarpers Ferry級とほぼ同型艦を使っています。

MEUの海兵隊員はこれらの3隻に分乗していますが、もちろん艦種により兵員の収容数が異なるため、半数以上はLHDに搭乗していると思われます。


・担当海域について

2月12日にサンディエゴから出航して展開期間に入った13th MEUとそれを載せたBoxer ARG。


MEU/ARGは毎回展開中に担当する海域が決まっているようですが、今回は第5・第7艦隊の西太平洋とインド洋、アラビア海を含む海域のようです。
前任の15th MEUは第5艦隊の海域のみでしたが、展開期間が終わりに近づいた11月にブルネイで現地の軍と合同演習を行ったりしていたので、厳密にずっと海域内に留まっていなければならないという訳でもなさそうです。

また、現在展開中の26th MEUが第5・第6艦隊の担当でありどれも第5艦隊の海域は共通していて、やはり中東情勢に注意を払っているということがわかります。
実際15th MEUと26th MEUは、AV-8B ハリアーを強襲揚陸艦から発艦させてISILに爆撃を行ったようです。
以下はKearsargeから発艦する26th MEUのVMM-162(Rein)所属のハリアーの動画です。※VMM(Rein)=海兵中型ティルトローター飛行隊(増強)

もちろん13th MEUもハリアーを装備するVMM-166(Rein)を含んでいますから、このような任務も引き継ぐのではないかと思われます。




・歩兵部隊について

それから、今回の13th MEUの陸上戦闘力の中核を担うBLTの歩兵大隊は、第1海兵連隊第2大隊(2/1)です。



2015年10月、COMPUTEXと呼ばれる展開前の訓練を行うBLT 2/1。
左の隊員のヘルメットは新型のECHですが右の隊員はLWHで、この時点では完全に置き換わっていないようです。
多分15th MEUの時と同じように、展開期間に入ったら全員ECHになっていそうですが...まだ殆ど写真が出ていないのでわかりません。

ちなみに13th MEU/Boxer ARGは2013年8月から2014年4月にかけても同じ組み合わせで展開しているのですが、その時の歩兵大隊は1/4でした。
このように、MEUという運用単位が同じでも中身の部隊がその時によって異なるということが海兵隊ではしばしばです。
キャプションによってはMEUの名前しか書いていないために、どこの大隊か分からないということもたまにありますし、こういった紛らわしさが海兵隊の部隊運用の理解を難しくしていますね。
私もまだまだわからないことだらけです。


・MEU MRFについて



(私にとっては)MEUの話題のメインディッシュとも言える、フォースリーコンの装備についてです。

13th MEU MRFの装備で15thと大きく変わったところと言えば、まずヘルメットでしょう。15thではサンドカラーに塗装されたACHだったのが、濃いコヨーテカラーのECHに変わりました。



黒いテープに白で番号を入れている隊員がいます。
これなら視認性も高いですし、剥がすのも簡単で良いですね。ECHは持ってないので真似できませんが...

ヘッドセットは15thでは見られなかったCOMTAC2、3やSORDINが目立ちます。

それから、M4A1の光学機器は黒のEXPS3ですね。
フォースリーコンといえばホロサイトという感じですが、先日EOTechのホロサイトが温度変化によって精度を保てないとかで問題になっていたので、今後はAimpointなどのサイトに変わっていくんでしょうか。
11th MEU MRFなんかは以前からT-1を使っています。

体周りは若干民生品のプレートキャリアが目立つのとTCIのMASTをほとんど使っていないくらいで、雰囲気は15thとあまり変わらないように思います。

これからは一般歩兵の装備はもちろんフォースリーコン装備にもECHが必須になっていきそうなので、機会があれば是非手に入れておきたいですね...




13th MEUの展開期間は9月頃まで続くと思われます。15thの展開が終わってしまったのは残念ですが、今後は13thと26thの動向を注視していきます。

ご覧下さってありがとうございました。


参考:
・Marine Corps Harriers from USS Kearsarge Join Fight Against ISIL http://www.navy.mil/submit/display.asp?story_id=92084
・4,500 sailors, Marines deploy with Boxer Amphibious group http://fox5sandiego.com/2016/02/12/boxer-amphibious-group-deploys-with-4500-sailors-marines/
http://www.gonavy.jp/usmcindex.html
  
Posted by Crux at 14:50Comments(0)部隊解説Force Recon/MRF時事

2015年11月08日

15th MEUの動向とARGについて

さて、前回の記事で予告したとおり、15th MEUの動向について纏めていきたいと思います。

このブログを見に来てくださる方の多くはフォースリーコン(MRF)について気になっていると思いますが、敢えて後回しにします(笑)



USS Essexのデッキ上で射撃訓練を行う15th MEU、3/1 Marines BLT(大隊上陸チーム)。


15th MEUは今年7月中旬より、Essex ARG(エセックス両用即応群)の一部として第5艦隊の担当海域に展開中です。


Essex ARGの編成は、

・USS Essex(LHD 2、強襲揚陸艦)
・USS Anchorage(LPD 23、ドック型輸送揚陸艦)
・USS Rushmore(LSD 47、ドック型揚陸艦)

の3隻となっています。
これらはサンディエゴを母港とするPHIBRON 3(Amphibious Squadron、両用戦隊)所属の艦艇です。



PHIBRON 3の3隻、手前から順にUSS Anchorage、USS Essex、USS Rushmore。今年2月の撮影。


このように、海軍のPHIBRONに海兵隊の1個MEUを組み合わせてARGが形成されます。
西海岸・サンディエゴのPHIBRONには西海岸の11th・13th・15th MEU、東海岸・ノーフォークのPHIBRONには東海岸の22nd・24th・26th MEUがそれぞれ充てられます。

例えば、以前の記事でも紹介したとおり、ノーフォークのPHIBRON 4は26th MEUを搭載してKearsarge ARGとして現在展開中です。
つまり、現在、西海岸と東海岸からARGがそれぞれ1個ずつ西アジア海域に展開していることになります。


ARG/MEUはおよそ6ヶ月ごとのローテーションで派遣され、有事に備え洋上で練度を維持しながら待機します。
冒頭の写真のように、デッキ上で並んで射撃訓練をしている海兵隊員をよく見かけると思いますが、あれは展開中のMEUが練度を維持するために行っているものだったのですね。


今回のEssex ARGの規模は海軍・海兵隊合わせて4,500人以上のようです。
1個MEUの規模はおよそ2,000人強と言われていますから、人数はだいたい半々ですね。


今回は海兵隊の運用の観点からの記事になりますので深入りはしませんが、MEUの運用上不可欠な存在であるARG。
いずれしっかりと纏めてみたいと思っています。





さて、ここからは現在の15th MEUについてです。


現在の15th MEUは、基幹となるBLT 3/1(第1海兵連隊第3大隊 大隊上陸チーム)のほか、VMM-161(第161海兵中型ティルトローター飛行隊)、CLB-15(第15戦闘兵站大隊)などから構成されます。

3/1は牛のデザインが入った特徴的なネームパッチを使っており、最近かなり露出の多い大隊です。


装備としてはECHが行き渡っているようで再現の難易度は高めですが、偽装網を付けていたりとオシャレで格好いいと思います。
3/1の装備については、前回の記事もあわせてご覧ください。


さて、半年にも及ぶ洋上での待機中に彼らがどんな訓練を行っているかというのはイメージしづらいと思います。
そもそも私もまだよく分かっていません(笑)

そこで、手っ取り早く雰囲気を掴むために動画を紹介したいと思います。
どれも短いものなので、ご覧になってみて下さい。


USS Rushmore上でのBLT 3/1 K中隊の訓練の動画。
射撃だけでなく、格闘の訓練も行っています。


VMM-161所属のMV-22からM240を撃つ(だけの)動画です。


USS Essex上でのMRF、フォースリーコン隊員の訓練の動画です。


射撃訓練の写真の多さなどから考えるに、海兵隊員の多くはUSS Essexに乗船しているようです。
これは、定員数が他の2隻に比べて格段に上ということからも裏付けられます。


ここからは少しフォースリーコン関連の装備の話になります。

15th MEUのフォースリーコンのヘルメットには、3桁の数字が入っています。





0番台、100番台、200番台があり、それぞれ000、100、200から順番にナンバリングされていて、200番台が一番数が多いことが写真や動画から読み取れます。

これはどうやら、乗船している船ごとに百の位が決められているようです。
手掛かりは写真・動画とそのキャプションのみですが、一番多い200番台はUSS Essexに乗船している隊員というのはほぼ間違いないと思います。
ということで残りの0番台・100番台はそれぞれ残りの2隻のどちらかだと推測しているのですが、こちらは露出が少なく何とも言えません。

MRFは新しい部隊単位なので編成についての資料がなかなか見つからず、苦労しています...


MRFやフォースリーコンについては、以下の記事もご覧いただければと思います。
当記事に合わせて追記・修正しています。
http://crux1332.militaryblog.jp/e654002.html



ややまとまりのない内容となってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた。



  
Posted by Crux at 22:58Comments(0)部隊解説Force Recon/MRF

2015年11月01日

所属は15th MEU MRFに決定

珍しく丑三つ時の投稿となります。


本日11/1は星空凛ちゃんの誕生日です。

おめでとう!



...それはさておき、ここのところ大物(金額的に)を続けて購入しましたので、ご紹介します。

ウエスタンアームズ(WA)のM45A1 CQBP!

今まで愛用していたマルイのMEUピストルと6004を手放して資金を確保し、なんとかギリギリ入手できました。
感無量です…

スライド・フレーム共にHW樹脂製のうえレイルが金属製のため、MEUピストルと比べてフロントヘビー気味でずっしりとしています。
持った時の第一印象は「重っ!」でしたw

KSCのM9 HWなど同じくらいの重量のハンドガンも使ってはいるのですが、1911系は完全にMEUピストルで慣れていたせいでしょうね。
先に購入しておいたSurefireのライト対応の6004にもしっかり入ります。

散々指摘されている通り、実銃と比べて色がやや暗いという問題があるので、そのうちサンドカラーで塗装、刻印を墨入れして少しでもリアルにしようと思っています。




ツーショット。M4A1の上に乗っているのが購入したものの2つ目(順番としてはこっちが先ですが)、EXPS3ホロサイト&G33ブースター。もちろんレプリカです。

この光学機器のセットは15th MEU MRFのフォースリーコン隊員たちの標準装備となっているので、これで想定部隊は15th MEUに決定です。
ブースターに昔からちょっと憧れがあったのと、ヘルメットが格好いいのが決め手となりました。
ヘルメット周りや無線関係などまだまだ時間が掛かりそうですが、頑張って集めていきます!
早く揃えないと展開が終わってしまいそうで、ちょっと焦っていますw



レプリカのブースターは調整出来なかったりガタついたりで大変と聞いていたので心配でしたが、思っていたよりもしっかりしていて安心しました。

EXPS3のレンズのせいで視界がやや暗めになってしまいますが、日中なら気になることはないと思います。
倍率は3.25倍と丁度良さそうですし、サバゲーでの使い勝手を試すのが楽しみです。



ご覧いただきありがとうございました。
ではまた。
  

2015年10月24日

26th MEU、フォースリーコンの動向

またまたフォースリーコン関係の記事です。
他の部隊についても書きたいんですが、なかなかネタが見つからないもので...


2週間ほど前に公開された26th MEU MRFのUSS Arlington デッキ上での射撃訓練のミリフォトについてです。
USS Arlingtonは今月6日、Kearsarge Amphibious Ready Group(キアサージ両用即応群)の一部として中東方面、海軍第5・第6艦隊の担当区域に向けて東海岸から出航しました。
今回のミリフォトは10月12日のものなので、出航後しばらくした頃でしょうか。

26th MEUは2013年の3月から11月にかけても同じKearsarge ARGとして第5艦隊の担当区域に展開しており、およそ2年ぶりの展開となります。


さて、前置きはこれくらいにして、今回のミリフォトですが...


デザートマーパットのFROG上下を着ている!

かなり興奮しました。
26th MEU MRFのフォースリーコンがFROGを着用している写真は、公式を見た限りでは前述した2013年の展開時の夏の訓練以来だと思います。
今年の春以降ミリフォトはたくさん出ているのですが、全部CWU-27Pだったので。

その他の装備にも新たな変化が現れています。
上の写真の左から2番目の隊員のヘルメット、色やチンストの形からして新型のECHに見えるんですよね...
13th MEUでは既にほぼ全隊員に行き渡っているようで、これからどんどん増えてきそうな予感がします。


それから、個人的に気になったのがホルスター。
6004をヒップホルスターとして使っている隊員が数人見られました。
26th MEUに限った話をすると、これまでサファリランドのALSタイプのホルスター(型番はちょっとわかりません)を同じ位置で使っているのは確認したのですが、6004は記憶にある限りでは初めて見ました。

私も以前M9用の6004で同じ使い方をしましたが、左の隊員のように浮いてしまって抜きにくかったです...そのあたりどうなんでしょう。

それから、半数以上の隊員が右の隊員と同じブーツを履いていました。
見慣れないブーツなのでメーカーなど見当がつきません...



フォースリーコンの新しいミリフォトが出るたびにこういう簡単な紹介記事を書けたらいいなと思っています。時間があれば...()
ご覧いただきありがとうございました!

  
Posted by Crux at 17:36Comments(0)部隊解説Force Recon/MRF

2015年09月30日

フォースリーコン装備の進捗

現在収集中の現用フォースリーコン装備が少しは形になってきましたので、簡単にご紹介します。

 

とりあえずそれっぽくポーチ盛っとけばいいか...というノリだったので、やや見苦しいところもありますがご了承ください。

M45A1用のサファリランド6004を購入したのが一番大きいですね。
M45A1本体は近いうちにWAのものを入手したいです...
あとは購入してからクローゼットに仕舞いっぱなしだったCWU-27Pを初めてちゃんと着ました。

細かいところだと、SPCにHSGIのショルダーパッドを装着。
CIRASのものも入手したのですが、HSGIの方が形が好みです。蒸れますが...()

それから、腰周りはFILBEサブベルトがずり落ちてくるのでBFGのX型サスペンダーを購入しました。
まだホルスターにM45A1が入っていないせいかもしれませんが左右に傾くこともなく、非常に快適です。


以前まで2013年の26MEUという想定で揃えていた流れで現用装備も同じ26MEUにしようと思っていたのですが、15MEUの方が鮮明な写真が豊富なうえにヘルメットなども格好いいので、15MEUに路線を変更しようかと検討しています。
15MEUになると西海岸のI MEF隷下なので、1st Reconと同じで自然ですし...



最後に6004の話を少し。

私が購入した物も含め、現在のロットだとライト対応の6004はレッグシュラウドのストラップが2本になっているのですが(上の写真だと片方を外しています)、ミリフォトを見る限り実際使われているのはほぼ全て1本のタイプなのです。

しかし幸運にもそのシングルタイプのレッグシュラウドを入手し、ミリフォトでよく見る形にすることができました!

これであとはM45A1をお迎えするだけです!

しかし装備的にはまだまだ揃えるものが沢山あるので、しばらくはこのフォースリーコン装備になけなしの全資金を注ぐことになりそうです...


ご覧いただきありがとうございました!
  
Posted by Crux at 00:19Comments(4)Force Recon/MRF

2015年09月16日

フォースリーコンのプレートキャリア

最近、「フォースリーコンってプレキャリ何着てるの?」と聞かれることが結構あります。

ここ1、2年で米海兵隊フォースリーコンの装備はかなり多様化し、部隊(MEU)ごとの特色が濃く出てきているように感じます。
そのあたりの説明も少し含めつつ、今回は主に2015年に入ってからの最新のミリフォトに限定して使用例をまとめていきます。
カマーバンドの違いなどについても分類するので、装備収集の参考になれば幸いです。

写真の下に書いてある○月というのは、特記のない限り2015年です。


・SPC
言わずと知れたEagle製プレートキャリア。
一番多く使われているように感じる。

・DUCK付き
Ares Armor製の新型カマーバンド。
SPCに装着されているのを一番よく見る気がする。
隊員によって背面の通し方は様々。
8月、15th MEU MRF

・カマーバンド無し
カマーバンドが付いていないものも結構多い。
画質が悪かったりするとMBSSと見分けづらいが、ファステックスの向きが逆になっているのが見分けポイント。
8月、15th MEU MRF

・純正カマーバンド付き
純正のくせになかなか見られないSPCのカマーバンド。
8月、31st MEU MRF

・MBSS
Allied(TRC)製、FSBE2キット支給開始時から使われている息の長いプレートキャリア。
最近は下にPACAを着用しないことも多い。
26MEUで多く見られる気がする。2013年頃はRBAVとCIRASしか使っていなかったのに...

4月、26th MEU MRF

・DUCK付き
MBSSにもDUCKを付け始めたらしい。

8月、13th MEU

・USMC PC(MCPC)
KDH製。15MEUで比較的よく見られる。
数は多いように感じていたが、今年のミリフォトに限定して改めて探してみるとSPCやMBSSに押されて思ったより少ない。

・DUCK付き
リリースワイヤーの取り回しなどについては隊員それぞれが工夫している模様。
4月、15th MEU MRF

・カマーバンド無し
5月、15th MEU MRF

・純正カマーバンド付き
純正のカマーバンドも結構見られる。
サイドプレートは外されていることがほとんど。
8月、31st MEU MRF

・RBAV
BAE Eclipseのボディアーマー。SF、AFの2種類がある。
最盛期はかなり多く見られたが、だんだん少なくなってきている。
CIRASも最近は全く見られないので、ボディーアーマー自体が廃れてきているのかもしれない。

・RBAV-SF
SFはほとんどがAFに置き換えられたと思っていたが、7月の24MEUのミリフォトでは写っているほぼ全員がSFを着用していた(10人弱、1人だけSPC)。
6月、24th MEU MRF

・RBAV-AF
SFとの一番大きな違いは胸元のクイックリリースの開く方向が逆になっていることで、他は背面の形が違ったりするがマイナーチェンジ程度で大きな違いはない。
4月、26th MEU MRF


※以下、使用例が限定的なプレートキャリア

・Derma Plate Carrier
Ares Armor製、DUCKを標準装備しているプレートキャリア。
前面・背面ともに上部がベルクロになっているのが特徴。
26MEUで4例ほど確認しているが、他にも見つかるかも。

4月、26th MEU MRF

6月、26th MEU MRF

・JPC
お馴染みのCrye製プレートキャリア。
26MEUで確認。2013年4月にも11MEUで1例確認されている。

 
6月、26th MEU MRF

・これもJPC?
他にもコヨーテカラーの見慣れないキャリアがたまに見られるので、確信がもてない。
4月、26th MEU MRF

・MBAV?
カーキカラーのMBAVらしきプレートキャリアのカマーバンドが無いものを15MEUで確認している。
下の2枚については、ヘルメットの数字がどちらも「254」で、ポーチの配置なども同じことから同一人物の可能性が高い。

(恥ずかしながらあまり詳しくないので、情報提供お待ちしております)

 
いずれも5月、15th MEU MRF


・31st MEUのプレートキャリア
沖縄の31MEUでは変わったプレートキャリアを着用している写真が多く見られる。

2013年6月、TYR製のPICO プレートキャリア。

また、ミリフォトにはあまり露出しないが、沖縄オードナンス(DAG)製のプレートキャリアも多く使われている模様。
下の2例はオードナンス製と思われるが、確証なし。

2014年3月、31st MEU MRF

2014年9月、31st MEU MRF



以上になります。

主なところはほぼ網羅できたのではないかと。
わかりやすいミリフォトを選ぶのがなかなか大変でしたが、自分の中でも整理がついたので良かったです。

後半は結構曖昧なところが多いので、よろしければご教示お願いします。

他にも名前が分からないキャリアは結構あるのですが、キリがないのでやめておきます。
それだけフォースリーコン隊員は様々なものを着用しており、そこが魅力でもありますね。


最後までご覧下さってありがとうございました!


  
Posted by Crux at 23:06Comments(2)部隊解説Force Recon/MRF

2015年08月19日

フォースリーコンとSEALsの共演

ちょっと気になったミリフォトがあったのでご紹介します。
先月中旬に公開された、26th MEU MRFの大西洋でのVBSS訓練の様子です。
元画像が暗いので、やや明るく加工しています。


右側の26th MEUのフォースリーコン隊員とともに、AOR1で身を固めた兵士が写っています。
キャプションを見ると「Navy SEALs」と明記されているので、どうやらSEALsとの合同訓練だったようです。

フォースリーコンのVBSS訓練の際に小型ボートにAOR2などを着た海軍が乗り込んでいるのはよく見かけますが、艦上で共に訓練を行っているのは初めて見たような気がします。
もちろんフォースリーコンにもSARCと呼ばれる海軍のコアマンがいますが、それは別として。


ミリフォトを見る限り、フォースリーコンはヘリで空から

SEALsはボートで海上から
という風に異なる手段で船に乗り込み、訓練を行ったようです。

SEALsの装備には詳しくありませんが、同じVBSS訓練の中での装備の違いが見受けられて興味深いですね!


海兵装備をやっているとSEALsとは縁がないと思っていましたが、このようなミリフォトを見ることができて興奮してしまいました。

海軍装備を収集している友人たちとこれを真似て写真撮影できたらいいなぁ...


ご覧いただきありがとうございました。
  
Posted by Crux at 20:42Comments(1)Force Recon/MRF

2015年06月14日

フォースリーコンの最新M4 ひとまず完成?

こんばんは。

昨日、大好きなラブライブ!の映画を公開初日に観てから幕張のファンミーティングに参加することができて最高な気分に浸っているCruxです。
ペンライトを全力で振りすぎて筋肉痛が…

たった2時間弱なのに、右腕に関してはサバゲーよりダメージ大きいですね。



さて、数日前にErgoの拡張レイルのレプリカをよりリアルにするために加工したので、その報告です。

詳細については以前の記事をご覧ください。


加工後、M4A1に着けたところです。


手前(左側)のレイルの突起を2本分削り取り、細くなるように形を整えました。

工作機械を使うような技術は無いので、ひたすらヤスリでガリガリ削り、4時間ほどかけて完成させました…
この時も右腕が瀕死の状態でした。

本当はもう少し傾斜がついているのですが、そこはどうか大目に見てくださいw


装着してしまえばそこまで目立たない部分ですが、できる限りリアルにすることができて満足です。今のところは…

また何か気付いたことがあれば手を加えるかもしれません。


ご覧いただきありがとうございました!
  

2015年06月11日

2日連続のタクトレ!&新しいカマーバンド

先日、知り合いが主催するタクトレ会に2日連続で参加してきました。

なんと1日目がハンドガンクラス、2日目がタクトレBBQという豪華2本立て。


1日目に苦手なハンドガンをみっちりトレーニングし最後にはシューティングマッチ、温泉に入り、夕食を済ませ、紆余曲折がありながらも皆と車中泊。
2日目は基礎的なドリルの後、昼にBBQ、午後は発展的な内容、という感じでした。
夜戦以外で2日連続というのは初体験で、今後もなかなか無いでしょうし貴重な体験ができたと思います。

参加者も何度も会っている方が多く、大方いつものメンバーという感じでとっても楽しめました。

写真もいっぱい撮って頂けましたし...カメラマンの方々、ありがとうございました!



今回のタクトレ、前日にとある海兵アイテムを入手できたので早速実戦投入しました。



SPCに装着しているAres ArmorのDUCK(Derma Universal Cummerbund Kit)です。
コブラバックルと3本のエラスティックバンドからなるシンプルなカマーバンドで、フォースリーコンで最近使用例が出てきています。

詳細は海兵装備の先輩方のブログで既に紹介されているので割愛させて頂きますが、身体の動きにフィットしてくれる感じで非常に快適でした。


銃は以前から紹介しているフォースリーコン仕様のM4A1で、装備もそれに合わせて新しめな感じを意識しました。
MEUピストルはM45A1に脳内変換してくださいw

ヘルメットを持っていこうかどうか迷ったのですが、現在TC2000についているマウントがNorotosの3ホールとTATM(ロングアーム)と古い感じなのでやめておきました。
ユニバーサルシュラウドとAKA2を手に入れなければ...


それと、いつも私は背面にMAPを付けるのですが、毎回同じではつまらないので今回はちょっと趣向を変えてフラッシュバンポーチ×2とユーティリティポーチを付けました。

ユーティリティポーチにはマガジンの重さで前面が垂れ下がってこないよう、カウンターウェイトとしてガス缶などを入れてみました。
ポーチも適度に膨らんで一石二鳥です!

また、写真を見て頂ければ分かる通り、DUCKはSPCの背面の中を通しています。
このカマーバンドは3本がバラバラで、そのままだと片側に寄ってきてしまったりするので、後ろ側で固定してやる必要があります。

SPCの場合は本来外側に固定するみたいなんですが、ミリフォトを見たところ紐のついたパーツを使って固定して中に通している例が多いようです(下の写真を参照)。
私が入手したキットもそのパーツが付属していたので、真似してみました。

装備については以上です。



さて、およそ一年前に初めて体験したタクトレですが、今回で6回目となります。

最初はタクトレに不向きな装備しか所持しておらず、ハンドガンの構え方さえもおぼつかない有様でしたが、ようやく技術も装備も安定してきたのではないかと。


よくタクトレをしても役に立たないというような意見も耳にしますが、各種の射撃姿勢やトリガーの引き方などから始まり、連携の取り方などサバゲーにも生かせることをたくさん学ぶことができると思います。

私がタクトレで学んだことで特に印象に残っているのは、フロントサイトの使い方についてです。

簡潔に説明すると、近距離の射撃ではフロントサイトを意識することでサイトを覗きこまないでも狙いをつけやすくなる、というようなことを教えて頂きました。
それ以来そのことを意識するようにしていたら、ゲーム中実際にそれでヒットを取れた場面が何度かありました。
学んだことをフィードバックできた時の快感は何物にも代え難いですね。



今回たっぷりトレーニングできたおかげでタクトレはしばらくお腹いっぱいなので、次はサバゲーに行きたいです。
M4にDUCKとフォースリーコン装備がかなり変化したので、サバゲーではどうなるか楽しみですね。

最後まで読んで下さってありがとうございました。
それではまた!
  

2015年05月25日

フォースリーコンの最新M4を再現! その後

前々回の記事で紹介した拡張レイルハンドガードのレプリカを装着したM4ですが、色々試した結果このような形に落ち着きました。


PEQ-16とAFG、上面のレイルパネルとシンプルな感じです。
スリングは官給のVCASです。


AFGをこの位置に付けているのには理由があります。

前々回の記事で説明した通り、実際に使われているものと違い、このレプリカには下部のレイルが半分しかありません。
そこで、レイルの無い部分をAFGで隠しているのです。

そのため、レイルを使って固定できていません…
でもレイルの寸法が大きいのか元々キツめな上、微妙に高さの異なるRASとレイルに橋渡しのように無理やり装着しているため、よほど強い力が加わらない限りズレることはありません。


本当ならもっと前方に付ければレイルで固定できて理想的なのですが、それだと私の腕の長さの限界を超えてしまうため断念しました…w



それから、拡張レイルの上部にはナイツのレイルパネルを装着しています。
こちらもロックは掛かりませんが、同じようにキツめなので問題ありません。

何も付けないゴツゴツした状態よりも握りやすくなるように感じます。

ミリフォトでも最近レイルパネル回帰が進んでいるように思います。中にはRASの全面に付けているような隊員もいます。


余談ですが、このレイルパネルは元々2年前にリーコン装備を始めた頃に使っていたもので、2010年頃の31st MEUなどでよく見られたようなスネークスキン塗装を施しています。


長い間棚の奥に放置されたままだったのですが、今回この大きさのものがちょうど必要となり、再び日の目を見ることとなりました。

塗装を落とそうかと思いましたが、懐かしいですし折角なのでそのまま使っていきたいと思います。



どうでもいい話でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

ではまた!