2015年08月19日
フォースリーコンとSEALsの共演
ちょっと気になったミリフォトがあったのでご紹介します。
先月中旬に公開された、26th MEU MRFの大西洋でのVBSS訓練の様子です。
元画像が暗いので、やや明るく加工しています。
右側の26th MEUのフォースリーコン隊員とともに、AOR1で身を固めた兵士が写っています。
キャプションを見ると「Navy SEALs」と明記されているので、どうやらSEALsとの合同訓練だったようです。
フォースリーコンのVBSS訓練の際に小型ボートにAOR2などを着た海軍が乗り込んでいるのはよく見かけますが、艦上で共に訓練を行っているのは初めて見たような気がします。
もちろんフォースリーコンにもSARCと呼ばれる海軍のコアマンがいますが、それは別として。
ミリフォトを見る限り、フォースリーコンはヘリで空から
SEALsはボートで海上から
という風に異なる手段で船に乗り込み、訓練を行ったようです。
SEALsの装備には詳しくありませんが、同じVBSS訓練の中での装備の違いが見受けられて興味深いですね!
海兵装備をやっているとSEALsとは縁がないと思っていましたが、このようなミリフォトを見ることができて興奮してしまいました。
海軍装備を収集している友人たちとこれを真似て写真撮影できたらいいなぁ...
ご覧いただきありがとうございました。
2015年08月19日
1st Recon装備で夜戦
先日、5月に続いてまた夜戦に参加してきました。
8対8程度と割と少人数で、緊張感のあるゲームができて非常に楽しかったです!
夜戦は大好きなので、装備も気合いを入れて臨みました。
今回は2010~12年頃の第一偵察大隊をイメージした装備です。
第一偵察大隊(1st Recon Bn)についての記事はこちら
今回は2010~12年頃の第一偵察大隊をイメージした装備です。
第一偵察大隊(1st Recon Bn)についての記事はこちら
前日に撮影した写真なので細部がやや異なりますが、だいたいこんな感じです。
Harrisのラジオポーチを入手できたので、少し華やかになったのではないかと。
写真で見えない部分には、ラジオポーチの後ろにFSBE2のキャンティーンポーチ、背面にFSBE2のMAPとフラッシュバンポーチを付けています。
サイドアームとしてM9を持って行ったのですが、使いそうにないし邪魔なだけだなと悟って1ゲーム目終了後に外し、結局使いませんでした...w
最近はフォースリーコン用のサファリランド6004に慣れてしまったせいでCQCホルスターが使いづらいというのもありますね。
今後は腰回りの装備を充実させるほか、近いうちにCIRASの肩パッドを入手予定です。
それと、NVGアームをAKA2に変えないといけませんね...
また、今回1st ReconらしさをよりUPさせるために、MCCUUの肩ポケットにベルクロを縫い付けました。
夜明け直前のかなり暗い中で撮ったので、画質がちょっとアレですが...
IRパッチと、ZAPナンバーと呼ばれる記号が記載されたテープ、そして反対側にはIRリバース星条旗パッチを貼っています。
ZAPナンバーはネームパッチなどにもよく記載されている「中隊名+イニシャル+社会保障番号のシリアルナンバー」というあれですね。
このあたりのミリフォトを参考にしています。
2010年の1st Recon、B中隊。
この頃は戦闘が激しかったせいか、持てるだけ持っているという感じの大荷物です。
もう少しこの人たちのような泥臭さを出したいですね。
このミリフォトにも写っている通り、この時の1st ReconのM4カービンの光学機器はTA31が殆どなのですが、今回は夜戦ということもありホロサイトを使いました。
また、写真では殆ど見えませんが今回フェイスペイントを初めて塗ってみました。
慣れないので塗り方もめちゃくちゃでしたが、草の影に隠れて敵をやり過ごしたりできたので、少しは効果があったのではないかと...
気分が盛り上がりますし、これから積極的に使っていきたいですね!
では今回はこれくらいで。
ご覧いただきありがとうございました!
2015年08月03日
Saber Strike 2015とBSRF
ご無沙汰しております。
最近は他の趣味のためにやや軍縮気味であったりして、ネタもないので更新が止まっていました。
今回は7月中旬に行われたSaber Strike 2015に参加した米海兵隊について紹介したいと思います。
Saber Strikeはバルト三国で毎年行われている多国間演習で、今回はNATO加盟国を中心に13か国の軍が参加したようです(NATOに加盟していないフィンランドも参加)。
最近は他の趣味のためにやや軍縮気味であったりして、ネタもないので更新が止まっていました。
今回は7月中旬に行われたSaber Strike 2015に参加した米海兵隊について紹介したいと思います。
Saber Strikeはバルト三国で毎年行われている多国間演習で、今回はNATO加盟国を中心に13か国の軍が参加したようです(NATOに加盟していないフィンランドも参加)。
オープニングセレモニーの様子。
今回の開催国であるリトアニアを左端に、カナダ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス?、ドイツ、ラトビア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロベニア、イギリス、アメリカとアルファベット順に並んでいます。
写真に写っている半数以上が緑色のベレーを被ったリトアニア軍の兵士で、国旗を持っているのは必ずしもその国の兵士というわけではないようです。
不思議なのが、アメリカ陸軍やリトアニア軍の公式ホームページ(下記リンク参照)を見ると今年の参加国にフランスは入っていないのですが、写真を見ると左から6番目にフランスのものらしき国旗が掲げられています。
少し調べただけではその理由がわかりませんでした...ご存知の方がいらっしゃったらご教授ください。
そもそも参加国が13か国なのに、旗を数えてみると14あるんですよね。
U.S. Army Europe
Lithuanian Armed Forces
さて、Saber Strikeについての説明はこれくらいで。
この演習に参加した米海兵隊の部隊が、BSRFに配備されている(いた?)2/8 MarinesのG中隊のようなのです!
やや見づらいかもしれませんが、ネームパッチの左下に「2/8 G」と記載されているのが見えます。
以前記事にした2013年のアフガン派遣時のネームパッチとは書式が違うので、BSRF展開の際に新しくしたようです。
もっとも、これとはまた違う書式のものがあったり13年のものをそのまま付けていたりとG中隊の中でもバラバラですが...
BSRFというのはBlack Sea Rotational Forceの略で、分類的にはSPMAGTFの一種のようです。
ではSPMAGTFとは何かというと、易しく言えばSpecial-Purpose Marine Air Ground Task Forceの名の通り、特殊な目的のためのMAGTF(=MEFやMEUの総称)ということになります。
黒海・東ヨーロッパ方面、具体的にはルーマニアに置かれたSPMAGTFをBSRFと呼んでいるわけです。
2/8 G中隊は今年の1月下旬にBSRFへ展開したようで、その期間は約6か月間であるため、今がちょうど交代期間ではないでしょうか。
ちなみに、以前の記事で紹介した通り同F中隊は同時期にヨーロッパ・アフリカ方面のSPMAGTF-CR-AFに展開しており、ヨーロッパで2/8の2つの中隊が活躍していたことになります。
お蔭で今回紹介したG中隊のSaber Strike、F中隊のスペイン軍との演習などミリフォトもなかなか大漁で、2/8を想定して装備を組んでいる私としてはなかなか嬉しいものがあります。
次はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね。
ではまた。