2015年04月02日
1st Recon Bn
前々回の2/8 Marinesの紹介記事に続き、今回は私の第二の目標である「1st Recon Battalion」についての紹介をしていきます。




1st Recon Bn(1st Reconnaissance Battalion、第1偵察大隊)は第1海兵師団に属する大隊で、いわゆるForce Reconに対しDivision(師団) ReconまたはAmphibious Reconと呼ばれます。
現在のMarine Raiders(MARSOC)の母体ともなっているエリート部隊です。
この大隊で有名なのが2010年のアフガニスタン派遣時のミリフォトで、動画も沢山アップロードされています。
私が憧れるきっかけとなったのがこの写真。

やや暗くて分かりづらいですが、よく見るとFSBE2キット(海兵隊のエリート部隊に支給される装備一式)で固めた装備となっていることがわかります。
プレートキャリアは一般の部隊と同じSPCですが、ヘルメットはNorotosの3ホールシュラウド(またはユニバーサルシュラウド)とFSBE2のヘルメットカバーが装着されたTC2000です。
銃も写真に写っているM4A1やM14 DMRの他にM110 SASS、M39 EMR、M40A5、M107、M249、M240など非常に多彩なものが用いられていました。
また、比較的有名な動画と言えばこのあたりでしょうか。
主に活動していたのが夏から秋にかけてだったこともあり、TシャツにSPCというスタイルが多く見られます。
また、ウッドランドのMCCUUの肩のポケットにベルクロが追加されているのも特徴ですね。
また、この他にも2012年の派遣時のものと考えられる写真が、隊員本人によりとある写真投稿サイト上にアップロードされています。
写真を載せるのは控えておきますが、マガジンがテープで連結させられていたり、M4のストックがVLTORのものに変えられていたりと公式のミリフォトではなかなか見られないものが確認できて非常に面白いです。
部隊や年代などの情報は全く無いのですが、たまたま公式の第1偵察大隊の2012年のミリフォトと同一人物と思われる隊員が写っていたので間違いないと思います。
2010年の時点では全員SPCだったのが半分程度RBAVに更新されているのも、2012年という年代の裏付けとなります。
ここまでは実戦での装備の話でしたが、アメリカ本土での訓練となるとまた装備がガラッと変わってきます。

2014年の訓練の様子です。
前述のRBAVやSPCの他MBSSなどのプレートキャリアを着用し、ほぼ全員がヘッドセットとM45A1 CQBPを装備しています。
市街地などでの近接戦闘を意識しているのでしょう。
ただ、個人的には実戦での装備のほうが面白みを感じるので、アフガニスタンでの装備を目標に収集しています。
2010年の1st Reconについては後々詳しい装備解説の記事を書きたいと思っています。
フォースリーコンの陰に隠れてややマイナーなせいか本格的に揃えている方が少なくて寂しいので、もっと増えてほしいと願っております...
ご覧いただきありがとうございました。
次回は私の第三の目標である26th MEU MRFについての紹介記事になるかと思います。
それではまた。